Colour Me Free: Parental Advisoryのレビュー
やはり度肝抜かれました
今作はどのような仕上がりになっているのか非常に楽しみにしていました。
私の中では2ndがベスト・アルバムでしたが、今回考えを新たにしなけ
ればならないようです。ジャニスの時代には「シャウト」という言葉にて
表現されていましたが、ジョスの場合上手い比喩が見付りません。止まる
ことを知らず、アルバム毎にその時点におけるベストな彼女が見て取れま
す。当アルバムも一気に聴いてしまいました。色々なものを取り入れても、
R&Bを逸脱することなく、進歩させているのは素晴らしいですね。まだ
まだ若く、末恐ろしい位の期待感は高まるばかりです。度肝を抜く…その
ようなシンガーですね。嬉しい限りです。
今作のボーナス・トラックは長編ではありますが、リラックスした雰囲気
の中で鳥肌が立つような実力を見せ付けます。
また、5、7曲でも新たな一面を垣間見ることができます。
なお、打ち込み系のR&Bが多い中、バンド演奏を貫くあたりは流石で、
バンドも最小限の音で彼女を引き立てているのも流石。
<追記>その後他のアルバムと共に何度も聴き返しました。ジョスの恐る
べき進化を改めて認識。でかいスピーカーで鳴らすと最高です。
裸足の歌姫ジョス 大人っぽく!
17歳でデビュー、いきなりグラミー賞パフォーマンスに「裸足のドレス姿」で出演し、ジャニス・ジョップリンの「クライ・クライ」を歌って観客の度肝を抜いたのは5年も前のこと。天才歌手ジョス・ストーンの4枚目、2年半ぶりのアルバムはジャズ色豊かなソウルアルバムに仕上がった。
冒頭曲の「フリー・ミー」はYOUTUBEにすでにテレビ映像が氾濫している。他の曲もデビッド・サンボーンやシーラEなどジャズマンと競演していて、作曲レベルも一段とアップした。各曲ともホーンを多用していて、独自の「ソウル・ポップ」から大いに進歩した感じ。ジャズっぽくなったのは同じ英国人のエイミー・ワインハウスあたりを意識しているのかもしれない。
ジョスはとにかくアーチスト仲間に好かれているらしい。最近もアレサ・フランクリンやスモーキー・ロビンソンなど世界の大御所と競演していて、完全に怖いもの知らずだ。歌唱力と素直な人柄がそうさせるに違いない。歌うときは相変わらずの「裸足」。
3作目のアルバムタイトルが「イントロデューシング」だったが、今振り返るとこのとき作曲した「ミュージック」は彼女の「本当の出発点」となったとみえる。「私の恋人は、歌!」と言っている。
とにかく今度のアルバムは時間をかけた丁寧なつくりだ。最近の円高で輸入盤がますます廉価となっているので有難い。
間違いなくグラミー賞ものでは。。。
久しぶりにリリースされ、待っていた新作でしたが、期待以上というより、スゴイの一言でした。
"The Soul Sessions", "Mind,Body & Soul", "Introdicing..."Joss Stoneには注目して聞いてきましたが、
ここまで完成度の高いアルバムはR&Bに限らず、ここ数年なかったと思います。1曲目の"Free Me"ではStanton Mooreを
ドラムに迎え、3曲目"Parallel Lines"ではJeff BeckとSheila Eを、10曲目"I Believe to My Soul"ではDavid Sanbornを
フィーチャーしています。Jeff Beckの"Live at Ronnie Scott's"のDVDで見た時も素晴らしいアーティストだと思いましたが、
その後に出すアルバムがこれほど素晴らしいとは想像していませんでした。そのほかの曲もモータウンの名曲を彼女なりに
消化した上で生まれてきたような素晴らしい出来。これまでのアルバムの間延びした感のあった作りは微塵もありません。
個人的には11曲目"Stalemate"でJamie Hartmanというイギリスのアーティストと共作したバラードがアルバム中でもベストチューンだと思います。
自身を含め、Phil Ramone(Billy Joel, Paul Simonのプロデュースで有名)ほか8名のプロデューサーを迎えている事が
アルバムに良い緊張感を持たせていると思います。
絶対にお勧めのアルバム、洋楽ファンにはマストの1枚だと思います。
ソウルフル
最近の若手R&Bシンガーの中ではとってもクオリティーの高いミュージシャンですね。
特に9曲目の you got the loveはスバラシイデス。ティナマリーのsquare bizを彷彿とさせる、ホーンが効いててめちゃくちゃカッコイイです。非黒人なのに、今売れている若手の黒人R&Bシンガーよりソウルフルです。